2026.05.07

追っかけラストピース! ホーマー

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  ‘八点鐘’(1886年 アディソン・ギャラリー)

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 ‘ホワイト山を描く画家たち’(1868年 ポートランド美)

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  ‘マウント・ワシントン’(1869年 シカゴ美)

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  ‘新たな戦場に立つ退役軍人’(1865年 メトロポリタン美)

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  ‘警備中’(1864年 テラ財団)

どの国にも日本画家の東山魁夷のような絵画が趣味の人でなくても知ってい
る国民的な画家がいる。アメリカでいうと現代アートのポロックやウオーホ
ルは横におくと、ポッパー(1882~1967)、ワイエス(1917~
2009)がそうだろうと思っていた。実際にアメリカの美術館をまわって
みて、その通りなのだが、もう二人加えないといけないことに気づいた。
それは女性画家のメアリー・カサット(1844~1926)とウインスロ
ー・ホーマー(1836~1910)。

アメリカの美術館に本格的に足を運ぶ前は、ホーマーの絵はオルセーにある
‘夏の夜’しか知らなかった。それがアメリカで絵画をたくさんみる機会が増え
てくると、ホーマーはシカゴ美、メトロポリタン、ボストン美、ワシントン
国立美、フィラデルフィア美などの大美術館にどーんと飾ってあった。多い
のは海を題材にした絵で‘メキシコ湾流’(MET)、‘風が強まる’・‘右と左’
(ワシントン国立美)、‘ライフライン’(フィラデルフィア美)のリアルに描か
れた大きな波のうねりに圧倒され立ち尽くしてみていた。そして、2015年
に出かけたボストン美で最もみたかった‘見張り’と‘濃霧警報’に対面し、ようや
く長年の夢が叶えられた。

美術館の図録に載っている名作をだいぶみることができたので、さらに鑑賞
欲が広がっていく。‘見張り’の次のターゲットはマサチューセッツ州アンドー
バーのアディソン・ギャラリーが所蔵する‘八点鐘’。これが世界の海洋画の
傑作のひとつに数えられていることを知ったのは1985年8月に発行され
た‘世界名画の旅’にこの絵が登場したから。それから、長い時が流れた。一度
でいいからみてみたい。

ほかに惹かれているのは構図がぴたっと嵌っている‘ホワイト山を描く画家た
ち’、大きな岩がごろごろする‘マウント・ワシントン’。そして、どこかアメリカ
映画のワンカットを観ているような気分になる‘新たな戦場に立つ退役軍人’と
‘警備中’も印象深い。

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2026.05.06

ご機嫌のドビュッシーとヘンデルの映像DVDをゲット!

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定期的に出かけているブックオフのお馴染みの店で願ってもないクラシック
音楽の映像DVDをゲットした。それはたくさん並んでいる海外映画の550
円のコーナーに紛れ込んでいた‘名曲紀行シリーズ’のひとつ‘ドビュッシー&
ヘンデルの風景’(収録時間69分)。

ドビュッシーの選ばれた曲は‘3つの交響曲的素描「海」’。北斎の‘富嶽三十
六景「神奈川沖浪裏」’に霊感を受けて作曲されたことはつとに有名だから、
あの巨大な波のお化けを思い浮かべながら聴くのはとても楽しい。そして、
これとコラボするヘンデルは組曲‘王宮の花火の音楽’と組曲‘水上の音楽’。

印象派絵画を連想させる‘海’はお気に入りの曲だが、今回すぐ購入を決めさ
せたのはヘンデルの組曲のほう。ここ数年、映画のDVDと平行して買い込ん
できたのはクラシック音楽のCD。そのなかで頻繁に聴いているのがガーディ
ナー指揮でイギリス・バロック管弦楽団が演奏するヘンデルの‘水上の音楽’と
‘王宮の花火の音楽’。モーツァルトの軽快で楽しい音楽はヘンデルに強く影響
されていることが理解でき、同時にもっと早くそのことを知りヘンデルに最
接近すべきだったとも思った。

My図録をつくっていく軽作業のとき音のボリュームを落としてバックグラ
ウンド音楽として、ヘンデルのこの2つの組曲を流すと、どんどん手が動き
頭がよくはたらく。退屈感はどこかへいき、トランペットの軽快な演奏を聴
くと、頁の編集にアイデアが閃く。これで曲だけのCDとフランスのロワール
川沿いの古城やロンドンの街の光景などがでてくるDVDがセットで揃った。
新しい図録がいいペースで出来上がりそう。

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2026.05.05

追っかけラストピース! ハドソンリバー派

Img_20260505214601   コールの‘巨人の高杯’(1833年 メトロポリタン美)

Img_0003_20260505214601   コールの‘ナイアガラの遠景’(1830年 シカゴ美)

Img_0001_20260505214601   チャーチの‘コトパクシの景観’(1857年 シカゴ美)

Img_0004_20260505214601   ビーアスタットの‘ブルック山’(1863年 シカゴ美)

アメリカの美術館へ出かけてすごく充実した鑑賞体験を感じるのは、印象派
やポスト印象派の名画がたくさん楽しめるから。メトロポリタン、シカゴ美、
ボストン美、ワシントン国立美、フィラデルフィア美などのブランド美術館
はマネ、モネ、ルノワール、セザンヌ、ドガ、ロートレック、ゴッホ、ゴー
ギャン、スーラのびっくりするほどいい絵をどどっと展示している。お陰で
美術本に載っている主要作品に‘済みマーク’がどんどんついていった。

もうひとつの収穫はヨーロッパの美術館ではほとんど縁のない作品に美術館
を訪問するたびに遭遇すること。それはハドソンリバー派とよばれる3人の
画家、トマス・コール(1801~1848)、フレデリック・エドウイン
・チャーチ(1826~1900)、アルバート・ビーアスタット
(1830~1902)が描いた壮大な風景画。2013年、メトロポリタ
ンではじめてみたとき、その神秘的とも思える大自然の美しさに心を奪われ、
200%虜になった。そして、ほかの美術館へ行っても彼らの絵が続々登場
した。

各美術館でみた作品の数を記すと、
MET:コール(2点)チャーチ(3)ビーアスタット(2)
ワシントン国立美:コール(6)チャーチ(1)ビーアスタット(1)
コーコランギャラリー:コール(3)チャーチ(2)ビーアスタット(2)
フィラデルフィア美:チャーチ(1)
2015年に訪問したボストン美:コール(2)ビーアスタット(2)
合計すると、コール(13)チャーチ(7)ビーアスタット(7)

2008年、アメリカの美術館めぐりを本格的にスタートさせたとき、シカ
ゴ美へも出かけたが、当時ハドソンリバー派のことを知らなかったので美術
館の図録に載っているコールの‘ナイアガラの遠景’、チャーチの‘コトパクシ
の景観’、ビーアスタットの‘ブルック山’はまったく視野の外だった。頁を開
く度に惜しいことをしたなと思っている。この3点とMETにある不思議な絵
‘巨人の高杯’にいつかお目にかかりたい。

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2026.05.03

追っかけラストピース! オキーフ

Img_20260503224501   ‘ラディエター・ビルデイング、夜、ニューヨーク’(1927年)

Img_0002_20260503224501   ‘ひとつのリリーと赤’(1927年 ホイットニー美)

Img_0001_20260503224501   ‘オニゲシ’(1928年 ワイズマン・アート・ミュージアム)

Img_0003_20260503224601   ‘夏の日々’(1936年 ホイットニー美)

Img_0005_20260503224601   ‘青、黒、グレー’(1960年)

現代アートの画家でいつか回顧展に遭遇することを夢見ているのは数人いる。
そのひとりが女性画家のビッグネーム、‘ジョージア・オキーフ(1887~
1986)。長いこと待っているが、開催の話はとんと入ってこない。どん
な絵を99年の生涯において描いたかはTASCHENのオキーフ本から情報を得
ている。

縁のあった作品は十分に満足のいく数に達してないが、その魅力がずしっと
胸に突き刺さるものはそこそこお目にかかることができた。でも、それは日本
ではなく、アメリカのブランド美術館を訪問したときのこと。大きな収穫が
あったのは2008年にでかけたメトロポリタン美。運よく‘ミニオキーフ展’
にぶちあたり20点みることができた。幸運は2013年に再訪したときも
続き、TASCHENに載っている‘遠くて近いところから’など7点に出会った。
そして、このあと訪問したワシントン国立美では有名な‘ジャック・イン・ザ
・プルピット‘’が3点展示してあった。

ほかの美術館ではボストン美(2点)、ワシントンのフィリップス・コレク
ション(2点)、シカゴ美(2点)、フィリップスでみた‘レッドヒル’に
‘最高の瞬間!’を体験したことが強く記憶されている。

今、鑑賞欲を200%刺激されているのはここにあげた作品。‘ラディエター・
ビルディング、夜、ニューヨーク’はモンドリアンの‘ブロードウエイ・ブギウ
ギ’が重なってくる。花を馬鹿デカく描いた‘ひとつのリリーと赤’と‘オニゲシ’に
視線がすーっと吸いこまれていく。オキーフの代表作‘夏の日々’は宙に浮いた
鹿の巨大な頭蓋骨をみずには死ねない、という思いが強い。73歳のお婆さん
になって描いた‘青、黒、グレー’、こんなスゴイ抽象画が生まれてくるとは!

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2026.05.02

追っかけラストピース! ホッパー

Img_0004_20260502222901   ‘路線わきの家’(1925年 MoMA)

Img_0002_20260502223001   ‘サマータイム’(1943年 デラウェア美)

Img_20260502223001   ‘四車線の道’(1956年)

Img_0001_20260502223001   ‘二階の日ざし’(1960年 ホイットニー美)

Img_0003_20260502223001   ‘チェア・カー’(1965年)

アメリカは東海岸の都市で名所観光をしたことはあるが、長い期間住んだこ
とはない。仕事で2週間滞在したことはあるが、観光旅行同様これくらいの
短い期間でアメリカのことがわかったとはとてもいえない。大リーグやハン
バーガーなどアメリカのことを細かくは知っているが、アメリカの全体像は
〇なのか▽なのかは漠然としてつかみきれないというのが正直なところ。

2008年シカゴ美でホッパー(1882~1967)の代表作‘夜ふかしを
する人たち’(1942年)をみたとき、アメリカの都市はこんなに静かで
孤独感につつまれていた?という感じをもった。それまで抱いていたアメリ
カのイメージはパワフルで圧倒的な富に満ち満ちているという国だから、
この絵が当時のアメリカ人たちに肯定的に反応されたのか、ネガティブな
感情をもたれたのか? 複雑な気持ちだった。

ほかの絵との関連でいうとフランスのドガの‘アプサント’のアメリカ版だなと
思った。どちらも店にいる男女二人には会話がなく心はまったく通っていな
い感じ。こういう絵はずっしり突き刺さり、長く記憶されるし、同じような
絵にも遭遇したくなる。

‘路線わきの家’は建物なのになんだか淋しい人間がそこにいるように映る。
NYのMoMAへは数回出かけたが、なぜか縁がない。‘サマータイム’や
‘四路線の道’は日ざしは強いのに、派手な女性や老人にはどこか寂しさ空虚感
が漂っている。ホイットニー美にある‘二階の日ざし’はベランダにいる二人に
話が弾む雰囲気を想像することはできない。また、‘チェア・カー(椅子が
一人掛けの特別車)’でも、4人の乗客は誰もが沈黙をまもっている。

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2026.05.01

追っかけラストピース! シーレ

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  ‘沈みゆく日’(1913年 レオポルト美)

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  ‘クルマウの風景’(1916年)

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  ‘エーリヒ・レーデラ―の肖像’(1912~13年 バーゼル美)

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  ‘座る画家の妻’(1918年 ベルヴェデーレ宮)

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  ‘聖家族’(1913年)

回顧展が何度も行われる画家はフェルメールや印象派のように描かれた作品
の数がどんどん増えていき、画業全般にわたって楽しみが広がっていく。
今年はモネとゴッホが当たり年だが、ウィーン世紀末のクリムト(1862
~1918)とシーレ(1890~1918)に対する鑑賞欲も強く、理想
とする回顧展の遭遇回数の3回が既に達成されている。

シーレについては2023年に東京都美で行われた回顧展が記憶に新しいと
ころ。過激な裸体描写に目が慣れる一方で、シーレにもっとも惹かれるのは
風景画と人物画にあることも再確認させてもらった。TVの美術番組などにシ
ーレ物語で取り上げられると、まだ日本にやって来てない傑作がでてきたり
する。狙っているのは2点ある。レオポルト美蔵の‘沈みゆく日’と2003年、
ロンドンのオークションで24.9億円で落札された‘クルマウの風景’。

シーレの風景画の虜になるきっかけとなったウィーンのベルヴェデーレ宮に
ある‘4本の樹’、NYのノイエギャラリーで2013年にお目にかかった‘緑樹
に囲まれる町’、東京都美に出品された‘モルダウ河畔のクルマウ’にこの2点が
加わると言うこと無しなのだが。果たして、夢が叶うだろうか。

人物画で魅了され続けているのがバーゼル美のお宝のひとつ‘エーリヒ・レー
デラーの肖像’と2度足を運んだベルヴェデーレ宮でなぜかみたという実感が
ない‘座る画家の妻’。そして、シーレが22歳のとき描いた‘聖家族’もこの目でと
いう思いが募る。

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2026.04.30

追っかけラストピース! 速水御舟

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   ‘白鷺紫閃’(1934年 ひろしま美)

Img_0004_20260430225301   ‘池上小戯’(1924年 大西美)

Img_0001_20260430224801   ‘葡萄と茶碗’(1920年)

Img_0003_20260430224801   ‘鬱金桜’(1920年)

Img_0002_20260430224801   ‘潮来所見’(1924年)

旅には三つの楽しみがある。どこへ行くか計画を立てる楽しみ。実際にその
場所にいて絶景の景色やお寺や教会などをみる楽しみ。そして、旅行から帰
って観光パンフレットやたくさん撮った写真をながめて感動の数々を思い出
す楽しみ。

美術鑑賞でも似たような楽しみ方がある。美術館へ出かけたとき、他館を含
めて予定されている特別展の情報が載っているチラシを手に入れると結構気
分がハイになる。とくに長く待った美術家の回顧展が実現することがわかる
と、宝物ものをゲットした気分になり脳ではたらく関心のエネルギーが一気
にそこに向かっていくような感じ。2027年の春、東近美で開催される
速水御舟(1894~1935)の特別展でもそれがはじまっている。

で、手元にある美術品に載っている作品でまだ縁のないものとの遭遇を勝手
に妄想している。果たして、願いは主催者に伝わるか。広島に仕事で住んで
いたとき、ひろしま美へはよく足を運んだが、御舟の‘白鷺紫閃’は姿をみせて
くれなかった。ここはゴッホなど西洋絵画がメインの売りになっているので、
なにか特別な企画でないと展示しないのだろう。夢が叶うだろうか。

御舟の静物画で狙っているのは細密な写実描写に惹かれる‘葡萄と茶碗’。花鳥
画の装飾性豊かな‘鬱金桜’や二匹のはやが水面に落ちた椿の花にむかって水底
から上がってきたところを描いた‘池上小戯’にも鑑賞欲を強く刺激される。
静謐な風景画になっている‘潮来所見’も是非みてみたい一枚。

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2026.04.29

2027年春 東近美で‘速水御舟展’!

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Img_0001_20260429225501   ‘速水御舟-新たなる魅力’ 2008年 平塚市美

Img_0002_20260429225501   ‘速水御舟とその周辺’  2015年 世田谷美

Img_0003_20260429225501   ‘別冊太陽 速水御舟’  2009年 平凡社

現在、‘下村観山展’(3/17~5/10)が行われている東近美では、秋に
なるとデパート美術館のキラーコンテンツである‘竹久夢二展’(10/23
~1/11)が登場することが決まっている。東近美で日本画家のビッグ
ネームの回顧展があるときは、出品作のラインナップは決定版といっても過
言ではない内容になることが多い。だから、夢二展でもそれが実現すること
を強く願っている。

日本画ファンにとって好感度の高い東近美は来年の春、速水御舟(1894
~1935)の特別展を行ってくれることがわかった。4/3に下村観山展
をみたあと、夢二展のチラシを手に取ったら、なんと裏面に御舟展が記され
ていた。会期は‘2027/春’とあるだけで、具体的な時期はなし。まだ決ま
ってないのだろうが、3月中旬から4月にかけて開幕するのかもしれない。

山種美以外の美術館で遭遇した速水御舟展は2つしかない。
☆‘速水御舟ー新たなる魅力’ 2008年 平塚美
☆‘速水御舟とその周辺 大正期日本画の俊栄たち’ 2015年 世田谷美

おもしろいことにこの特別展には山種美が所蔵する作品は1点もない。お陰
で‘別冊太陽’に載っている日本の美術館(山種以外)や個人コレクターがもっ
ている作品などを数多くみることができた。では、来年の東近美では山種は
有名な‘炎舞’(重文)などを貸し出すのだろうか?仮に出品されないとしても、
山種蔵のものはほとんどみているので、まだ縁のない作品が沢山でてくれば、
平塚美や世田谷美のときのように十分楽しめる。

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2026.04.28

映画‘次郎長富士’!

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Img_0001_20260428223701   大映 1959年 森一生監督 長谷川一夫主演

美術館巡りで予定の特別展を楽しんだあとは、追っかけリストに載っている
映画のDVD(残っているのは片手くらいになったが)にぶち当たることを願
ってブックオフへ足を運ぶことが多い。4/10、府中市美の‘長沢蘆雪展’を
みてからめざしたのは京王デパートのすぐ近くにある新宿店。最近は日本映
画からスタートし、海外映画へと進むのがルーティン。

この店とは相性がいいが、今関心が向っている次郎長物語がひょいと目の前に
現れた。情報がまったくなかった大映が製作した‘次郎長富士’(1959年
 1600円)と‘続次郎長富士’(1960年 1600円)。3/31の拙
ブログでとりあげたマキノ雅弘監督、鶴田浩二主演の‘次郎長三国志’
(1963年 東映)の前に、大映が長谷川一夫(次郎長)をはじめとする
オールスターキャストで次郎長映画を製作していた。

どちらがおもしろかったか?ズバリ、軍配は大映にあがる。街道一の親分、
次郎長は長谷川一夫(知ってる人は知っている)がやはり貫録勝ち。そして、
市川雷蔵(吉良仁吉)、勝新太郎(森の石松)。女優陣も山本富士子、京マ
チ子、若尾文子、中村玉緒と勢揃い。この4人の美女のなかでハッとするこ
とがあった。どうでもいいことだが(勝手な思い込みなのですぐ忘れてほしい)
、浜松の大貸元の二代目おかつに扮した京マチ子をみていたら、NHKの人気
女子アナウンサーからフリーに転じ、4月末から日テレの新番組のMCを
することになっている和久田さんがダブってきた。

長谷川一夫の次郎長同様、芝居の中心にどんといるのは森の石松役の勝新太郎。
♪♪‘旅姿三人男’ではないが、‘腕と度胸じゃ負けないが、人情からめばついほろり、見えぬ片眼に出る涙’ のよい男、森の石松にピッタリあっている。そして、‘続次郎長富士’にでてくる石松が都鳥三兄弟に騙されて殺される場面は鬼気迫るスゴイ演技だった。緊張感と笑いがうまくブレンドされた次郎長映画の傑作を存分に楽しんだ。流石、大映である。

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2026.04.27

マラソンで2時間を切る世界新記録!

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 マラソンで世界初の2時間切りを達成したサウェ選手

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  オニツカタイガーの‘レザースニーカー’

26日に行われたロンドンマラソンでサウェ選手(31歳、ケニア)は2時
間を切る大記録(1時間59分30秒)で優勝した。そして、2位のエチオ
ピアの選手も初マラソンなのに1時間59分41秒でフィニッシュした。

マラソンは日本選手が強かった頃は、レースがあるたびにTVの実況中継を
かぶりつくようにみていたが、今はケニアやエチオピアなどのアフリカ勢が
圧倒的に強いので、ほとんど生でみることはなくなった。でも、マラソンに
は関心があるので、こういう歴史的な記録がでれば敏感に反応する。記録を
だすため、高速レースを一体どのようにコントロールして42.195㎞を
駆け抜けたのか、2時間切りは新しい目標タイムとして、頻繁にでてくるの
か、興味は尽きない。

アフリカの選手がなぜ強いのか、解説によると理由はいろいろある。厚底シ
ューズの採用や胃に負担をかけずに栄養補給できる特殊ドリンクを開発した
ことなどが指摘されている。厚底シューズの話は今年の箱根駅伝でもお目に
かかった。選手は皆このシューズを履いて走っていた。これがトレンドにな
っている。

このマラソンレースの記事を読んで、俄然厚底シューズ買ってみようかと思
いはじめた。散歩のときに履いているのがくたびれてきたので、この厚底タ
イプに買い替えタイミングとしてはいい。また、散歩ではなく美術館巡りの
ときでもこれをはくと楽に歩けるような気がしてきた。たとえば、オニツカ
タイガーの‘レザースニーカー’の「オールブラック」(1万6500円税込み)
を購入した人の感想は‘軽いので長距離歩いてもまったく疲れない’とのこと。
靴屋で近々確かめることにした。

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